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Cursor、価格変更の説明不足でユーザーに謝罪

2ヶ月前

Cursorの Pricing 変更とユーザーの不満 6月16日、Anysphereが人気AIプログラミング環境CursorのProプランの価格設定を変更しました。これにより、ユーザーは以前の500回の高速レスポンスに加えて無制限の遅いレスポンスではなく、$20相当のAPI使用量に制限されるようになりました。新しいプランでは、$20の枠を超えると追加クレジットを購入する必要があり、この変更によりユーザーからの不満が相次ぎました。特にAnthropicのClaudeモデルは、高価ながら高性能で、短時間で利用限度額に到達してしまうユーザーも数多かったそうです。 AnysphereのCEO、Michael Truell氏は6月23日のブログ投稿で謝罪し、「価格変更の案内が不十分であり、多くのユーザーに驚きを与えてしまった」と述べました。また、突然の追加料金を請求されたユーザーへの払い戻しを計画していることも明らかにしています。Truell氏によると、会社は「最新のAIモデルが複雑なマルチステップタスクに多くのトークンを消費するため」、コスト負担が増加しており、これをカバーするために価格変更を行ったとのことです。 業界内では、最新のAIモデルのコストが依然として高い傾向にあります。たとえば、AnthropicのClaude Opus 4は、100万入力トークン(約75万語)あたり$15、100万出力トークンあたり$75で、Googleが4月に発表したGemini 2.5 Proよりもさらに高価です。OpenAIやAnthropicは、エンタープライズ向けに「プライオリティアクセス」の提供也开始しており、これは高速で信頼性の高いパフォーマンスを保証するための追加料金となります。 これら高コストのAIモデルの利用が、AIプログラミングツールの価格上昇に影響を与えているとの見方が広まっています。同様の不満を抱えているのはCursorだけでなく、Replitも最近価格変更を行い、大規模なAIタスクの完成にかかるコストが上がったことでユーザーから批判を受けました。 Cursorは、$500億以上の年間定期収入(ARR)を計上しており、その成功は主にProプランの購読者によるものです。しかしこの市場で首位の座を維持するためには、最高性能のAIモデルとの連携が必要不可欠です。Anysphereは、OpenAI、Anthropic、Google以及xAIと提携し、利用限度が高い$200月額のCursor Ultraプランを導入しました。 しかし、CursorとAIモデル開発者間の緊張感は高まっていると思われます。最近では、AnthropicのAIコーディングツールClaude Codeが企業から支持を得ており、ARRが$40億に達したと報告されています。Cursorはこれに対抗するため、Claude Codeの開発チームの二人を誘致する一方で、自社製モデルの競争力を向上させる努力を続けている必要があります。 業界の反応とAnysphereの今後 業界関係者は、AIプログラミングツールの価格問題は今後も重要な課題になるとみています。特に、最新かつ高性能なAIモデルの利用が増えるほど、こういったツールのコスト管理が難しくなると指摘しています。Anysphereは、クリアな価格設定の重要性を再認識し、今後はより詳細な説明と予告を行っていく意向です。同社は既存の提携を強化しつつ、利用者に対して透明性を高めることで信頼を取り戻すことが求められています。 Anysphereは2018年に設立され、AIプログラミング環境Cursorを通じて急速に成長を遂げたスタートアップです。現在、市場で強力な競争相手に直面していますが、ユーザーのサポートと透明性のあるコミュニケーションによって、競争力を維持していくと期待されています。

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