ダイは次世代ブラウザのカギ?ユーザーによる実体験レビュー
「Diaはブラウジングの未来なのか?」というユーザーの率直なレビュー。Diaはエージェント型AIブラウザとして注目されているが、実際の使い勝手や特徴について、ユーザーの視点から紹介している。Diaはブラウザ内にAIを組み込み、タブを活用して質問に答える、文章を書くなどのタスクを自動で行う。しかし、使い勝手にはいくつかの課題も存在する。 ユーザーは4月にDiaの招待を受けたが、最初は興味を持たなかった。しかし、新しい仕事でメッセージの共感性に悩んだことから、Slackのメッセージ作成に使い始めた。その後、Diaをメインブラウザにしている。Diaの主な機能は「チャットインターフェース」で、タブの内容を理解し、質問に答えたり、文章を書いたりできる。これはChatGPTのWeb検索機能とは異なる。Diaは特定のページの内容を正確に理解し、回答を提供する。 「スキル」機能はDiaの主な特徴で、ユーザーがカスタムのスキルを作成できる。たとえば、Slackのメッセージを自動で返信するスキルや、ツイートを作成するスキルなど。スキルはプロンプトで設定し、チャットインターフェースから呼び出すことができる。 また、複数のタブを同時に参照して質問に答える「クロスタブ活動」機能もあり、買い物の比較などに役立つ。さらに、チャットで文章を直接メールに挿入できるなど、作業効率を高める機能も備えている。 他にも音声入力、添付ファイル、プロフィール管理などの機能があるが、一部の点では改善の余地がある。たとえば、サイドバーの表示やプロフィール切り替えの使い勝手など、ArcやChromeとの違いが気になる。また、検索からチャットへの自動切り替えが不都合に感じることもある。 結論として、DiaはAIブラウザとしての可能性を秘めており、ChromeやSafari、Edgeユーザーには使い勝手が似ている。エージェント型AIの体験を求める人にはおすすめだが、使い勝手の面ではまだ改善が必要な点も見られる。