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Fivetran、Oracle向けバイナリログリーダーを一般提供で高容量リアルタイム複製を実現

5日前

Fivetranは、Oracleデータベース向けに新たな「バイナリログリーダー」の一般提供を発表した。この新機能は、大規模なデータ量を低遅延でリアルタイムに複製する高パフォーマンスな方法を提供し、企業がOracleデータをクラウド環境に迅速かつ正確に移行できるようになる。同機能は、Oracle AI Worldで初公開され、データ分析やAI活用に向けた現代的なクラウド基盤構築を支援する。 FivetranのOracleバイナリログリーダーは、Oracleデータベースから直接リアルタイムでデータを抽出し、大規模なワークロードでも速度と正確性を維持できる。このリーダーはFivetranの完全管理型サービス内で動作するため、自社でサーバーを構築する必要がなく、インフラの複雑さを軽減。信頼性の高いデータ配信を実現する。 Fivetranのグレッグ・フレーザーCEOは、「AIを支えるデータ駆動型イニシアチブには、単なる接続性を超えたスケーラビリティ、正確性、高速性が求められる。バイナリログリーダーは、これらすべてを実現し、最も複雑なOracleワークロードを、かつてないパフォーマンスで複製可能にする」と強調した。 さらに、FivetranはOracleをデータ宛先としてサポートする拡張機能も提供。700以上のプリビルド接続先やFivetran Connector SDKによるカスタムパイプラインを通じて、多様なデータソースをOracleに自動統合できる。新導入の行フィルタリング機能により、不要なデータを除外し、コスト削減と処理効率の向上が可能。また、データ型のロック機能により、ソースと宛先のデータ構造の一貫性を確保し、重要な業務システムの信頼性を高める。 Fivetranは、Oracle AI Worldのブース3030でこの新機能をライブデモとともに紹介。企業がAI対応の分析基盤を構築するための強力なツールとしての実力を示す。 Fivetranは、OpenAI、LVMH、Pfizer、Verizon、Spotifyなど世界の主要企業から信頼され、SaaSアプリ、データベース、ファイルなどからクラウドデータレイクへとデータを自動的に統合するグローバルリーダー。高パフォーマンスなパイプラインと企業向けセキュリティにより、データ基盤の近代化とAI・分析の推進を支援している。

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