NothingのCMFスマートウォッチ「Watch 3 Pro」、ディスプレイ拡大でカスタマイズ性は低下
11日前
Nothingは、低価格なCMFブランドの新製品としてスマートウォッチ「Watch 3 Pro」を発表した。このモデルは前モデルの心拍センサー、バッテリー持続時間、GPS追跡機能を向上させているが、デザインのカスタマイズ性は一部失った。Watch 3 Proは今から世界中で販売され、通常価格は99ドル(現在は79ドルに割引中)。 1.43インチのOLEDディスプレイを搭載し、スクリーン対ボディ比が10%向上。3色のカラーバリエーションが用意され、前モデルの交換可能なベゼルは廃止された。 131種類のスポーツモードをサポートし、より正確な心拍数を測定するための4チャネルセンサーを搭載。AIによるトレーニングアドバイスとワークアウト後のまとめ機能も追加。 新しいデュアルバンドGPSは、信号の安定性と精度が向上し、さまざまな環境でのルート追跡がより正確になったとされる。充電は約99分で完了し、通常使用では最大13日間のバッテリー持続が実現。前モデルより2日間の延長であるが、過度な使用では11日、常時表示を有効にすると約4.5日となる。 ユーザーは「Nothing X」アプリを通じてWatch 3 Proを管理でき、UIが刷新され、StravaやApple Health、Google Health Connectとの統合が可能。旧モデルのCMF Watch ProとWatch Pro 2も同アプリへ移行する予定。 一方で、Watch Pro 2とWatch 3 Proの命名が不統一な点が指摘されている。これはCMFブランドの傾向で、イヤホンの「Buds Pro 2」と「Buds 2 Plus」でも同様の命名が見られる。