グーグルアシスタントの不具合が深刻化、ユーザーから不満の声が相次ぐ
グーグルアシスタントは現在、ほぼ「生命維持装置」状態にあり、状況はさらに悪化している。音声アシスタントは完璧ではないが、私はこれまでグーグルアシスタントを最も使い勝手が良いと感じていた。しかし、最近のトラブルでその評価を見直さざるを得なくなっている。先週、ユーザーからグーグルアシスタントの信頼性に関する苦情が相次ぎ、RedditやXで大きな不満が上がった。グーグルのGoogle HomeとNest担当ディレクターのアニシュ・カッタラカラン氏は、Xで謝罪コメントを発表したが、実際の改善は見られない状況だ。 現在、グーグルホームの問題は深刻で、多くのユーザーがスマートライトの操作ができないと報告している。それだけでなく、スピーカーやカメラ、スマートドアベルなど、さまざまなスマートデバイスにも影響が出ている。グーグルは問題解決を約束しているが、多くのユーザーは改善されていないと感じている。RedditのGoogle Homeのスレッドでは、接続問題や動作不具合がまだ続いている。対応策として、Google Homeアプリの「ワークズ・ウィズ・グーグル」の設定でアプリの同期を確認し、必要に応じて再同期する方法が提案されているが、こうした操作はユーザーにとって不便でストレスフルだ。 グーグルアシスタントの機能が年々低下していることも指摘されており、一部の基本的な機能が崩れていると感じているユーザーもいる。この状況は、音声アシスタントの現状が深刻であることを示している。グーグルやアップル、アマゾンはAIチャットボットの導入を検討しているが、それが本当に改善につながるかは未知数。一方で、この状況がさらに悪化する可能性は低いとされる。アップルが次世代のSiriのリリースを延期したことで、一部では「遅いよりも壊れたほうがましだ」との声も上がっている。