HyperAI超神経
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NGOが無料ツールで動画の顔をぼかす実験に成功

10日前

データプライバシーは重要であり、NGOはその保護に常に frontline に立っている。あるNGOが、動画内で特定の人物の顔をぼかす必要があったが、専門の編集者やツールに頼ると高額だったり、機能が限られていた。そのため、私はAIを活用した手軽な方法を試みた。 動画は24~30フレーム毎秒の静止画の連続で構成されている。この仕組みを活用し、PythonとOpenCV、Ikomiaというツールを使って動画をフレームごとに分割し、顔をぼかす処理を施した。この方法では、動画を編集し、元の音声を再び組み合わせて完成させることができる。また、音声の同期を保つため、ぼかし処理が必要ないフレームは元の画像をそのまま使用し、問題のあるフレームは前のフレームに置き換える必要がある。 この手法には限界がある。長時間の動画や多数の動画を処理する場合は、プロの編集者に依頼したほうが効率的かもしれない。また、複数の顔が同じフレームにある場合、特定の顔だけをぼかすことはできない。しかし、face_recognitionというツールと組み合わせることで、特定の顔のみをぼかすことも可能になる。 この方法は、半自動的な処理で、手動で確認する工程を含む。これは、信頼性や柔軟性、倫理的な判断をもたらす。NGOにとって、何をぼかすか、なぜぼかすかを決定することが重要であり、AIが見逃す可能性のある情報も考慮する必要がある。 このプロセスは完全ではないが、高価なツールを使わずに、簡単で柔軟な方法で実現可能である。Google Colabで動作するため、インストールや費用は不要で、ブラウザで利用できる。詳細なコードは、記事の末尾にあるColabノートブックで確認できる。

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