ロジテックG、G PLAY 2025でシムレーシング・AIストリーミング・新キーボードなど多様な新製品を発表
ログitech Gは2025年、上海・マドリードをはじめとする全球でライブストリーミングされた「Logitech G PLAY 2025」イベントで、PC・コンソールゲーム、eスポーツ、シムレーシング、ストリーミングツールなど多岐にわたる新製品と技術革新を発表した。同社のバイスプレジデント兼一般マネージャー、ウジェシュ・デサイ氏は「ゲームは世界30億人以上が共有する情熱。私たちの使命は、技術と精密さを駆使して、誰もが最高のプレイ体験を享受できるようにすること」と述べ、すべてのプレイヤーに向けた進化を強調した。 主な発表内容は以下の通り。シムレーシング分野では、マクラーレンレーシングと提携し、モジュラーなレーシングシリーズに新たなデザインを追加。マクラーレンレーシングコレクションとして、レーシングの伝統を反映したプレミアムグッズをラインアップ。高精度・耐久性・カスタマイズ性・快適性・持続可能性を追求した製品群で、すべてのレベルのシムレーサーにリアルな体験を提供する。 eスポーツ分野では、世界トップのプロ選手と共同開発した新マウス2機種を発表。競技レベルの性能と使いやすさを両立した設計が特徴。 ストリーミングツールでは、Streamlabsが発表した「AIストリーミングエージェント」が注目。NVIDIA ACEとStreamlabs AIを活用し、リアルタイムのシーン切り替え、ハイライト自動編集、トラブルシューティングを実現。さらに、NVIDIA Audio2Face技術で生成されたリアルな仮想アバターもオプションで利用可能。開発者向けにはAI SDKも提供され、カスタムオーバーレイやインタラクティブツールの開発が可能に。 ソフトウェア面では、G HUBに「ゲーム管理機能」を追加。Steam、Xbox Cloud Gaming、Epic Games Storeなど複数プラットフォームのゲームを一元管理。LIGHTSYNCやTRUEFORCEとの連携も強化。 PCゲーミングでは、G321 LIGHTSPEEDワイヤレスヘッドセットと、G515 RAPID TKLという低プロファイルキーボードを発表。前者は低遅延のLIGHTSPEED技術と快適な装着性を実現。後者は22mmの薄型設計に磁気アナログスイッチとKEYCONTROL技術を搭載し、0.1mmのアクチュエーション調整が可能で、高速かつ正確な操作を実現。 コンソール向けには、A20 Xワイヤレスヘッドセットを発表。PLAYSYNC AUDIO技術で2台のコンソールとモバイルデバイスをワンタッチ切り替え可能。PRO-G音響ドライバー、Bluetooth、カスタム音声プロファイルを備え、軽量で環境配慮素材を使用。 すべての製品は2025年4月からlogitechg.comで予約販売開始。今後2四半期にわたり順次発売予定。ログitech Gは、ゲームとクリエイションの未来を支えるハードウェアとソフトウェアの統合を推進し、ユーザーの可能性を拡大する姿勢を貫いている。