Google Photosに「声や文章で編集」機能搭載、Gemini活用でAIが自動修正
グーグルは、2024年8月28日開催の「Made by Google」イベントで、Googleフォトに「自然言語で編集を依頼できる」新機能を正式に発表した。この機能は、ユーザーが音声またはテキストで「背景の車を消して」「古い写真を復元して」「もっと良くして」といった要望を出すだけで、AIが自動的に画像を編集する仕組みだ。同機能は、初回導入として米国でのPixel 10シリーズに限定して提供される。 この新機能は、グーグルのGeminiモデルを活用しており、照明の調整、不要な要素の削除、背景の変更、人物にサングラスやパーティハットを追加するなど、実用的かつ創造的な編集に対応する。ユーザーが「どうすればいいかわからない」といった場合でも、「もっと良くして」というシンプルなリクエストで自動的に最適化が行われ、編集のプロセスが大幅に簡素化される。 さらに、編集中に「もう少し明るくして」「背景を青くしたい」といった追加の指示も可能で、段階的なフィードバックを受けて細部まで調整できる。Googleは、こうした対話型編集により、画像編集に慣れていないユーザーでも、高品質な結果を得られるようになると説明している。 また、同日発表されたもう一つの重要な機能は、C2PA(Content Credentials for Photos and Audio)のサポート導入だ。Pixel 10は、グーグル製品として初めてこの標準を採用。C2PAは、画像がどのように作成されたか、AIが使用されたかどうかといった情報の透明性を確保する仕組みで、写真の信頼性を高める。この機能は、カメラアプリから撮影されたすべての写真に自動適用され、AI加工の有無に関わらず記録される。 Googleは、C2PA対応をPixel 10から順次、iOSおよびAndroid版Googleフォトへ展開する予定。新機能「Edit by asking」は、28日当日から利用可能となる。