"Cloud Security Alliance Launches AI-Powered Validation Tool for STAR Level 1 Self-Assessments"
クラウドセキュリティ同盟(CSA)がAIアシスト型審査ツールを導入 2023年、クラウドセキュリティ同盟(CSA)は、新しいAIアシスト型審査システム「Valid-AI-ted」を発表しました。世界トップのセキュリティ基準や認証を策定する組織であるCSAが提供するStarレジストリ評価の1つとして、Valid-AI-tedはクラウドサービスプロバイダーが自己評価を行うSTARレベル1の客観評価、適確なスコア付けを自動化します。 AIの進歩を利用したこのシステムにより、従来手動で行っていた評価作業が省力化されるとともに、より迅速、かつ公正に対策が評価されます。 「CSAは、業界内の中立的なプログラムと世界的な専門家ネットワークを持つことで、現実的な課題解決への革新的なAIツール開発に最適な立場にあります。『Valid-AI-ted』を通じて私たちは既存のクラウドセキュリティ規格に新たな付加価値をもたらしました」と、CSAの最高経営責任者であるジム・レビスは述べています。 この新ツールは、自己評価に伴う詳細なレポート作成を行い、各ドメインごとに評価スコアを生成する点でも優れています。レポートは個別に非公開で配信され、ユーザーには改善ポイントが明示されます。これは特に、STAR認証を目指すクラウドサービスプロバイダーまたはSTAR参加者に対し、更なる透明性と信頼性の向上をサポートするものです。 「CSAのStarレジストリは、人気のあるクラウドコンピューティングオファーのセキュリティとプライバシーコントロールに関する情報を登録する公開リジストリです。これを公開することで、企業はその安全対策や準拠している規制、標準及びフレームワークを現在および将来の顧客に示すことができます」 さらに、6月末までCSA主催のCloud Trust Summitの参加者に対してはValid-AI-tedの試行が通常595ドルから200ドル引きで利用可能となり、認定バッジ取得のために活用できます。また、GRC製品サービスを提供する事業者は、CCMライセンスの取得によりValid-AI-tedの評価基準やプロンプトにアクセス可能で、自社サービスとの連携も視野に入れられます。 詳しくは公式ウェブサイト:www.cloudsecurityalliance.org をご覧ください。また、X (旧Twitter) @cloudsa でも情報更新を行っています。