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Remote、AIを活用した採用・給与機能を日本で開始

3日前

米国のサンフランシスコを拠点とするグローバルHRプラットフォーム企業、Remoteは2025年7月、日本市場にAIを活用した採用支援機能「Remote Recruit」と給与管理機能「Remote Payroll」を導入した。この新機能により、日本企業は海外の人材をリモートで採用し、給与支払いを効率的に行えるようになる。AIを活用した業務の自動化とデジタル化が進む中、企業の人事・労務管理の負担軽減とグローバル展開の支援を目指す。 日本では労働人口の減少が進む中、企業は海外市場から人材を確保する戦略を強化している。Remoteのアジア太平洋地域レポートによると、日本企業の85%が12〜18か月以内に海外在住者をリモート従業員として採用する予定。また、採用担当者の約30%が「必要なスキルを持つ人材を効率的に見つけるのが難しい」と感じているという。こうした課題に応えるため、RemoteはAIを活用した採用支援と給与管理の新機能を提供する。 Remote RecruitはAI、リアルタイムデータ、コンプライアンス機能を活用し、多言語対応の候補者検索やAIによるスクリーニング、最適な人材マッチングを実現。また、求人掲載や応募者管理を一元化し、採用から雇用契約、給与支払いまでを1クリックで管理できる。Remote PayrollはAIを駆使し、各国の法制度に準拠した給与処理を可能にし、統合型プラットフォームで契約管理や税務までを一括で扱える。従業員にとっても透明性が高まり、安心感のある働き方が可能になる。 RemoteのCEO兼共同創業者のヨブ・ファンデルフォールト氏は、「雇用と給与の制度を簡素化し、誰もがどこからでも働ける未来を実現する」と語る。同社は、コンプライアンスを重視したプラットフォームを通じて、日本企業のグローバル展開を支援していく。

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