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NVIDIAがOpenUSD開発者認定試験の内容を公開

4日前

NVIDIAが提供する「OpenUSD開発認定試験」は、USD(Universal Scene Description)の開発スキルを評価するためのもので、主に開発者向けに設計されている。試験の範囲は8つのトピックに分かれており、それぞれの割合と内容は以下の通り。 「コンポジション」(23%)では、コンポジションアークの作成・設計・デバッグが求められ、複雑なシナリオの修正が必須。 「コンテンツ集約」(10%)では、モジュール化されたコンポーネントの構築やインスタンス化の活用、オーバーライド戦略の理解が求められる。 「USDのカスタマイズ」(6%)では、USDの拡張に必要なプラグイン開発、カスタムスキーマやファイル形式の作成、モデル種類のカスタマイズ、バリアントのフォールバック選択などが必要。 「データ交換」(15%)では、データマッピングドキュメントやカスタムインポート・エクスポートの作成、スクリプトによるデータのやりとりが中心。 「データモデリング」(13%)では、USDとSdfのデータ構造や型、プリム、プロパティ、プリム変数、タイムサンプル、基本的なUSDスキーマの理解が求められる。 「デバッグとトラブルシューティング」(11%)では、USDステージのインスぺクション、不適切なコンポジション結果の修正、データの品質評価、ロード・レンダータイムの最適化が課題。 「パイプライン開発」(14%)では、パイプラインの設計、アセット管理、バージョニング、図解、ドキュメンテーション、UI/UX、USDエクスポーターの作成、ビルド構成管理、アセットの依存関係の除去などが含まれる。 「ビジュアライゼーション」(8%)では、UsdGeom、UsdShade、UsdLuxの各ドメイン(メッシュ、カメラ、マテリアル、ライトなど)に関するタスクが対象。これらはUSDの多くの利用ケースで不可欠であり、開発者には深い知識が求められる。 この試験は、USDの開発者やアーキテクトが持つべきスキルを総合的に測定するもので、NVIDIAの技術を活用した開発に必要な知識と実践能力を評価する。

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