Google、AI搭載の「Ask Photos」機能を大幅改善 - 速い検索と正確性を実現
GoogleのPhotosアプリにAI機能が大幅なアップグレード GoogleがAI搭載の「Ask Photos」機能の提供を再開しました。この機能は、ユーザーが文字検索で特定の写真や場所を見つけることが可能になりました。たとえば、「サンフランシスコで食べたレストランは何処?」や「NYCの博物館で撮った自撮り写真全部見せて」といった質問に答えてくれます。さらに、开放的な質問も可能で、「私のどの写真が電話の壁紙に適しているか?」のような問いも Gemini が処理します。 しかし、先月から始まった全面展開では、ユーザーからの不満が相次ぎました。「Ask Photos」はしばしば正解を見つけられず、時には非常に遅延することもありました。Googleのプロジェクトマネージャーは、「Ask Photosはまだ十分ではありません」と認めました。ZDNETの上級エディター、サブリナ・オルティスも2月にテストを行い、同様の苦情を示しています。「『Ask Photos』はGoogle Photosを劣化させた」と彼女は述べています。 昨日の公式ブログポストで、Googleはユーザーフィードバックを受けて改善を加えたと報告しました。「クラシック検索の良さをAsk Photosに取り込み、シンプルなものから複雑なものまで、検索速度を向上させました」と同社は説明しています。簡易的な検索(ビーチやピザなど)はすぐに結果が表示され、より複雑なものに関してはGeminiがバックグラウンドで動作します。 「Ask Photos」機能のオプトアウト方法 Googleは、「Ask Photos」が意図通りに動作すると信頼していますが、引き続きクラシック検索に戻りたいユーザーのためにオプトアウトオプションを提供しています。Photosアプリの右上隅にあるプロフィール写真をタップし、設定 > その他設定 > Google Photos内のGemini機能の順に進むことで、「Ask Photosで検索」のトグルが見つかります。これをオフにすれば、クラシック検索に戻ることができます。 まとめ 「Ask Photos」は便利なAI検索機能ですが、初期のバグや遅延が課題でした。Googleはこれらを改善し、使い勝手を大幅に向上させました。それでも依然としてクラシック検索を好むユーザーであれば、オプトアウトオプションを利用することができます。この機能を使って、写真探しの時間を短縮してみてはいかがでしょうか? 毎日tech系の最新情報を配信する「Tech Today」のニュースレター登録もぜひご検討ください。編集基準に則って公正な情報を提供しています。