Wysa、米国でAIチャットボットによる精神保健患者の受付を効率化する新サービス「Wysa Gateway」を開始
ウェイサ、AIチャットボット「ウェイサ・ゲートウェイ」で米国の精神保健サービスを効率化 ボストン--(ビジネスワイヤ)-- 全世界的なAIを使用した精神保健サポートのリーダーであるウェイサが、米国向けに「ウェイサ・ゲートウェイ」の提供を開始しました。これは、AIチャットボットを活用して、カウンセリング提供者や健康保険会社が患者の治療へのアクセスを効率化することを目的として設計されたツールです。 ウクライナや英国の国民保健サービス(NHS)で実績のある「ウェイサ・ゲートウェイ」は、臨床スクリーニングを自動化し、治療までの迅速で正確かつパーソナライズされた道筋を提供します。NHSでは、このツールが30万分以上の患者の治療アクセスを支え、診断精度率95%を達成しています。さらに、患者情報の自動収集により平均的な診察時間が30分短縮され、治療への早期アクセスを実現しています。 特徴と利点 自動化されたスクリーニング:医療提供者は独自の臨床トリアージ判断に基づいて患者の道筋をカスタマイズできます。「ウェイサ・ゲートウェイ」は24時間365日、デスクトップ、モバイル、タブレットから利用できる、ストレスフリーで参加しやすい会話体験を提供します。 安全性とプライバシー:評価データは安全に電子医療記録(EHR)システムに転送されます。診断結果、生活習慣、私人情報などがわかりやすく表示され、医師が効率的かつ正確に情報に基づいて意思決定を下せます。 早期エンゲージメント:最初の接触から、「ウェイサ」の臨床的に検証されたセルフヘルプアプリへの即時アクセスが可能となり、患者は初回のカウンセリングアポイントメント前の治療を開始できます。早期のエンゲージメントは、患者の期待値を明確にし、メンタルヘルス教育を提供し、治療プロセスの平常性を示すことにも寄与します。 危機対応 ウェイサのAIは、危機状況をリアルタイムで検出し、ケアチームに通知し、検証済みのメンタルヘルスリソースを提供し、ローカルの緊急支援に接続することを奨励します。これが患者の安全を守りながら、より良いサポートを提供する鍵となっています。 徹底されたパーソナライズ 臨床チームは、「ウェイサ・コパイロット」というプラットフォームを利用して、患者のAI支援ツールの使用状況、症状スコアの傾向、セルフケアの進捗を把握できます。これにより、セッション間でも24時間365日のサポートを可能とし、個々のニーズに合わせた最適な治療を提供することが可能です。 株式会社ウェイサ CEOのコメント 「米国におけるメンタルヘルスケアへのアクセスは、長い待ちリストや複雑な紹介プロセスによってしばしば遅れます。これにより多くの患者が適時に必要なサポートを受けられません。『ウェイサ・ゲートウェイ』はAIを活用し、患者スクリーニングや紹介をシンプルにして高速化することで、医療提供者が迅速なケアを提供しながら管理負荷を軽減します。患者は必要なサポートをより早く受けられ、ケアチームはより多く治療に注力できるようになります」と、ウェイサのCEOであるジョ・アガーワルは述べています。 提供開始 「ウェイサ・ゲートウェイ」は、治療へのアクセスを効率化し、运作負荷を軽減し、ROIの向上を目指す米国の医療システム、カウンセリング提供者、保険会社向けに提供されます。詳細についてはウェブサイト www.wysa.com をご覧ください。