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マイクロソフトの「Recall」機能、ブレイブとアドガードがブロック

8日前

マイクロソフトが提供する「Recall」という機能が、プライバシーの懸念からブレイブとアドガードによってブロックされている。RecallはCopilot Plus PCで動作し、ほぼすべての画面を自動的にスクリーンショットとして記録する機能だが、これに対し開発者らが反発している。今年、Signalが最初にRecallをブロックしたのを皮切りに、アドガードとブレイブも同様の対応を取った。アドガードはブログでRecallを「プライバシー上の懸念」とし、「背景でスクリーンショットが撮られる仕組みは不快感を与える」と述べた。例えば、プライベートなチャットやクレジットカード情報を入力しているフォーム、個人的な情報が表示されている画面など、意図せぬデータが保存される可能性があると指摘している。 ブレイブもSignalの動きに触発され、Recallのアクセスをデフォルトで無効化する方針を表明した。ユーザーはオプションで有効化できるが、この措置はプライバシーを重視する対応として評価されている。Signalは5月からRecallのスクリーンショットをブロックしており、マイクロソフトがアプリ開発者向けの細かい設定を提供していないことを批判している。この設定がなければ、プライバシーを保護することが難しいと指摘している。 ブレイブは、ブラウザアプリに対してRecallの無効化が可能であることを強調し、マイクロソフトにすべてのプライバシー重視アプリケーション開発者に同様の制御機能を提供するよう呼びかけている。

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