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アマゾン、AI需要でクラウド成長加速 利益予想上回り株価10%超急騰

5日前

アマゾンの株価が大幅上昇し、拡大取引で10%以上急騰した。同社は第3四半期の決算を発表し、売上高と利益がアナリスト予想を上回った。特にクラウド事業の成長が目立った。LSEGが集計したアナリスト予想と比較すると、アマゾンのクラウド部門(AWS)の売上高は前年比20.2%増と、18.1%の予想を大きく上回った。これは、グーグルとマイクロソフトが同四半期にそれぞれ34%、40%の成長を記録する中、アマゾンが競争激化する環境下でも堅調な実績を残したことを示している。 アマゾンCEOのアンドリュー・ジャッシー氏は「AWSは2022年以来、見られないペースで成長している」と強調。AI需要の高まりと、インフラ拡充の成果を挙げた。過去12か月間で3.8ギガワット以上の電力容量を追加し、AIモデルの処理能力を拡大。同社は、AIチャットボット「Claude」を手がけるアントロピック社専用に設計された110億ドル規模のAIデータセンター「プロジェクト・レインヤー」を先週開設した。 今四半期の売上高見通しは2060億~2130億ドル。中央値の2095億ドルは、LSEGの予想2080億ドルを上回る。営業利益は210億~260億ドルの見通しで、予想の238億ドルを上回る見通し。AI関連投資はリテール、クラウド、デバイス、広告部門に広がり、2022年のChatGPTの登場以降、生成AIへの関心が高まる中、アマゾンは「Q」(ビジネス向けチャットボット)や「Bedrock」(生成AIサービス)を展開。また、2023年2月に導入したショッピング用チャットボット「ルーファス」は、今年だけで2億5000万人が利用。利用者の60%が、チャットボットとのやり取り後に購入を完了する傾向にあると報告した。 アマゾンは、AIの導入が顧客体験の向上と売上増に直結していると位置づけ、今後も技術投資を強化する方針を示している。

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