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米国国境警備隊、押収された携帯電話から「隠された言語」を検出するための新ツールを開発中

2日前

国境での“隠されたメッセージ”を探す新たなシステム開発へ アメリカのカスタムス&ボーダープロtection(CBP)が、旅客のスマートフォンやコンピューターからのデータを分析するための新的デジタル鑑識ツールを開発中であることが明らかになった。これは、2023年6月の連邦登録リストで、CBPがテキストメッセージ、画像、動画、連絡先などから“隠されたパターン”を見つけるためのツールを求めていたからだ。具体的には、“直ちにはわからないような暗号化された言葉”や、複数のビデオや写真に現れる特定の物体の識別ができる機能を希望している。 CBPは現在、イスラエル の情報会社Cellebriteのツールを使用しているが、より強力な新しいテクノロジーにも開かれた姿勢を見せている。この動きは、近年CBPが取り扱うデバイスの数が急増していることを背景にしている。2015年に8,500台を検索したCBPは、2023年には41,500台を調べ、さらに2024年には4,200台に対する“高度”なデジタル調査を行った。 この新ツールの開発契約締結は、2026年第3四半期に予定されており、2027年頃には実装される可能性がある。「不要な調査を避けるため、US旅行時には予備のスマートフォンを持参する旅行者も増えている」と、『Wired』誌は伝える。この新システムへの導入によって、国境におけるプライバシー問題が一段と深刻になることは避けられないだろう。

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